ガーナの水は大丈夫? ~とある駐妻のガーナだより7通目~


前回・前々回と「ガーナでの娯楽」を話しました。

今回はガラッと変えて、「ガーナの水事情」についてお伝えしますね。

日本の水とガーナの水、同じと思ってはいけません。

ガーナに行く人は必見!

 

外国人マンションの水道水は歯磨きOK

ガーナでの生活、と聞くと水は大丈夫?と一番に心配しますが、ガーナの外国人マンションで生活する分には、水には困りません。

外国人マンションだとちゃんと水道をひねれば水が出ます。

水道水を飲むことはしませんが、食器を洗ったり、野菜を洗ったりするには問題ありません。

シャワーや歯磨きで口をゆすいでも大丈夫!

タンザニアなどの他のアフリカの国に行くと、歯磨きでも使っちゃダメ!とあるので、そういった国と比べればだいぶ楽です。

 

飲み水は、家にウォーターサーバーをつけたり、スーパーでペットボトルの水を買ったりとアクラに住んでいれば簡単に手に入ります。

ウォーターサーバーはだいたい10GHC(約250円)、ペットボトルもスーパーで買えば1.5Lが2GHC(約50円)くらいです。

 

また、現地の人が飲むプラスチックバック(サシェ)に入っている水は、1GHC(約25円)もしません。

結構これをくわえて飲んでいる人を見ます。

飲むのはいいんだけど、道端に平気でポイすてしちゃうのがガーナ人の悪いところ!

 

マンションでの水供給の仕組みとメンテナンス

外国人マンションの水道水は基本、問題ないのですが、たまにトラブルがあります。

マンションにもよりますが、マンションの水は、各家庭に水のヒータータンクがあり、そこから各洗面所、シャワー、キッチンへとつながっています。

このタンクが命綱で、壊れたら家全体の水もおかしくなります。

以前、タンクからよく分からない茶色の液体が漏れていたのでメンテナンスを呼ぶと、タンクを丸々取り替えるということになりました。

そして、新しいタンクと工具だけを持ってきて、メンテナンススタッフが

「マダム、バケツを持ってきてくれ」

私「バケツ???」

メンテナンス「そう。タンクにたまっている水が落ちてくるから持ってきて」

バケツを持っていくと、

「1個じゃ足りない!」

と言われ、もう1個さがしている間に作業が始まったようで、

ザー!!!

と大きいな音。

「ん???!!!」

見に行くと、タンクにたまっていた大量の水が放出され、バケツが間に合っておらず、すでに床がびしょびしょ><

バスタオル類、外に出しててよかったよ。

ってか、こうなることは先に教えてよ笑

 

メンテナンスあるあるで、別件の修理で、メンテナンススタッフに何度か来てもらいましたが、基本、日本のように汚れないようにシート引くとか、汚したら綺麗にするとかしないみたいです。

取り替えた!(ニコニコ)みたいな感じで、周りみたら埃だらけ、砂だらけ、クズだらけ・・・

というのが日常です。

 

ヒータータンクの取り換え後、取り替えたタンクで、夕食の準備を始めようとキッチンの蛇口をひねると・・・

ゴゴゴッ!!!ブシャーッ!!!

と茶色の水がゴーゴーいって出てきていました。

「このタンクの中、何入ってるの?ってかタンク新しいって言ってたよね??」

と、家じゅうの水を出してみると、すべて茶色・・・

 

「このタンク大丈夫??」

と不安になり、マンションスタッフに連絡して来てもらうと、とりあえず全部出し切ろうと、水を流し続けることに。

タンクは新しいと言い張るが・・・。

 

砂交じりの水がドバドバ出て、これ排水つまりそうなんだけどな・・と思っていたら、予想通りでした。

ガーナのキッチンシンクは、日本のように排水口にごみ取りネットを付けられるような部分がないので、ゴミはそのまま流れ去ります。食器を洗う際、詰まらないように気を付けていたのに~ここでやられましたね。


 

シンクに水がたまりだし、マンションスタッフが

「詰まるのはよくあること?」

と聞いてきたので、

「ないよ~!初めてです」

ってか、このせいだよん・・・

 

もう17時を過ぎていてメンテナンスの勤務時間終了後だったので、排水の件はまた明日となり、とりあえず出てくる水だけは透明になりました。

 

排水の処理でメンテナンスは、もちろん次の日ではなく・・・

2日後くらいに来てくれて、床の蓋を開けて詰まっているものを取り出していました。

ここで言いたいのが、

『メンテナンスが来たときは最後まで処理を見届けてください!!』

ということです。

お手伝いさんに任せてそのまま外出してしまったのですが、帰ってきて夕食後に鍋を洗っていると、床にある排水の蓋が上がり、泡が放出・・・

 

勢いよく水を流すと蓋が上がってくるようで、そうならないようにのりづけされていたのに。

メンテナンスさん、中開けたのはいいけど蓋乗せただけで終わってるやん><。。。

開けるときに確かのり外してたよね??

なんで同じように戻してくれなかった・・・。

のりが来るまでに2日かかりました。

その間、床から泡が放出三昧でした。

 

このヒータータンクを交換して10か月後、旅行で家に10日ほどいなかったのですが、久しぶりにシャワーを出すと、なんか水が臭う。。。

で、出し続けていると、つぎは黒い砂?錆?みたいなのでが出てきました。

出し続けていると出なくはなりましたが、これはタンクのせいなのか、ガーナの水道のせいなのが不明すぎます。

 

ちなみに水道代金は固定で、なぜか3ケ月分まとめて支払いです。3か月で1万円ちょっとです。

 

ガーナの水問題(まじめな話)

こういった外国人マンションは良いですが、地域によっては清潔な水が手に入らないという問題があります。

ガーナには乾期と雨期があり、乾期の時期だとサハラ砂漠から砂が飛んでくるハマターンにより空が真っ白になります。

太陽が直視できるほどの砂の量です。

ハマターンにより直視できる太陽

 

この乾期の時期(1月ごろ)は、ハマターンによっても地域の貯水が枯渇して水を別で調達しなければならないようです。

 

また、アクラ市内を見ていると、川の水が汚く、海もそのまま垂れ流し状態なので臭いがきついです。下水処理をしていないのと、あとはごみのポイ捨てがひどい。

よく、川かドブかのような場所で、タクシードライバーが集まり、その水を使っていつも洗車していますが、複雑です。

 

マラリアを感染させるハマダラカという蚊は、きれいな水に生息する可能性が高いといわれていますが、汚いからと言って安心はできません。

アクラでも感染している人もいて、普通にマラリアを持った蚊は近くに生息しているので、油断できません。

初動が遅れると命の危険があるので、ガーナに来る際は、強めの蚊よけが必要です。

そして、ガーナではマラリアの薬の常備は必須です。

 

最後、真面目な話になりましたが、ガーナにいても、各国旅行していても、日本の水道技術にはいつも感心させられます。

清潔な水があれば、健康で清潔に保て、感染症等の病気も減り、水をくみに行く時間を他へと回せるので、こういった上水・下水技術は国の発展に欠かせないものだなと、改めて思いますね。

 

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