上海の治安は安全?~とある駐在妻の上海だより1通目~


いざ中国に旅行に行く時、住むことになった時、治安は大丈夫なのかとても気になりますね。

今日は、旅行する際に気をつけること、子連れや生活する上で注意することについて話してみましょう。

中国の中でも上海は、比較的治安はよい。

上海に駐在する日本人は56000人(外務省HPよりH29年10月現在)と言われていて(出張者や観光客も含めるともっといると思います)中国の中でもダントツ1位、比較的日本人にも住みやすい都市です。

治安においても、わりと安全な都市と言われています。ですが、中には、悪い人もいます。

どんなことに注意すべきかというと・・・                                       

① 人混みの中では、スリに注意。

どこの国にでもありえることですが、財布やスマホを盗む人が日本以上に多いと思います。

地下鉄の通勤ラッシュ時、観光地の人がたくさんいる場所はスリの多い場所です。

その為、リュックサックは、後ろに背負わず、前におんぶのようにかけている人もいます。上海では、一番スリの多い時期。というのがあります。それは、国慶節前と春節前です。

これは、田舎から出稼ぎで働いている人達が、田舎に帰りたくても、金銭に余裕がなく帰ることができないため、盗むそうです。この時期は特に注意しましょう。

 

私の友達の旦那さんは、iPodをスーツのポケットに入れて聞きながら歩いていた所、突然音楽が途切れたので、たまたま音の調子が悪いのかと思っていたのですが、後で確認するとポケットから本体がなくなっていたそうです。一体どうやって盗んだのか不思議で仕方ありません。

こういう背景もあって、スマホ決済が一気に広がったのもよく分かりますね。偽札を受け取る確率も減りますし、例えスマホが盗まれても、パスワードを解除しなければ決済できませんから現金がなくなることもないですし、理にかなったアイデアだと思いました。

 

② 巧みな日本語で声を掛けてくる人の誘いに乗らない。

特に、観光地の南京東路や外灘で、日本語で『写真撮ってあげましょうか?』と気軽に話しかけてくる人がいます。

その後、『私は今日本語を勉強しています。一緒にお茶でもしながら、日本語を教えてくれませんか?』と誘い出すそうですが、行った喫茶店や中国茶の店では、とんでもない飲食代を請求される恐れがあります。

さりげなく無視しましょうね。

在上海日本領事館の注意喚起にもありますので、渡航前に、一度確認しておくことをお薦めします。

 

参考 ぼったくり被害多発に関する注意喚起在上海日本国総領事館

 

③ 子供と一緒に行動する時は、絶対に目を離さないで。

中国では、子供の誘拐が多く、今でも人身売買のブローカーがいます。また車の運転が荒く道路も危険です。人優先ではなく車優先社会なのです。

小さいお子さんは一緒に手を繋ぐ、保護者の見える所で行動させる。など意識が必要です。

そのため幼稚園、小学校は、スクールバスが基本。もしくは必ず大人が送迎するのが鉄則です。

毎日修学旅行に行くような雰囲気ですよ。日本のように子供達だけで登下校はありません。

下校後、日本だと子供だけでお友達の家や公園に遊びに行ったりしますが、中国では、それはご法度。(マンション内は、警備員がいるので大丈夫)

塾や習い事にもバス送迎があり、バスを利用しない場合は、必ず大人が送迎します。それくらい子供に対しては、手厚く扱われています。


 

ちなみに中国では、子供のことを『宝宝』って書くんですよ。その漢字の通り、子供は、宝物なんです。一人っ子政策もあって、とても大切に育てられています。他人のお子さんに対してもとてもかわいがってくれます。ほとんど皆とてもいい人達なのです。

上海に住む日本人駐在家族は、お手伝いさんを雇っている人も多いです。日本以上に子育てがしやすいので安心して過ごしてください。

 

④ 昼夜問わず、お店が多く賑やかなところは、女性一人でも安全。

日本人駐在員が多く住む虹橋地区は、お店も多く賑やかな場所です。お一人ランチも夜の女子会も日本と同じように楽しめます。

上海では、地下鉄の終電が日本より早いです。日本だと終電になると焦りますが、上海では心配ご無用。

こちらはタクシーが安いので、終電気にせず飲みに行けますよ。駐在日本人サラリーマンは週末になると夜遅くまで、ワイワイしていますよ。酔っぱらってもタクシーで家の前まで帰れますからね。

 

⑤ 日本でやりがちなあの行動。中国では、やらないで。

ビュッフェの時、バッグを席に置いて料理を取りに行っていませんか?

お友達と食事する時、背もたれの間にバッグを置いておしゃべりしていませんか?

日本では何気ない行動も、中国ではこれらの行動は、大変危険です。スリと呼ばれる窃盗団が常にお店にいるわけではなく、常識のない人が、魔が差して盗むことだってあるのです。

中国では、「盗む人が悪い」ではなく「盗まれる人が悪い」のです。この考え方の違い、生活して気付くようになりました。中国は「自分の身は自分で守る」ことなのです。

ビュッフェの時は、バッグは持参する。又はお友達に頼んで預かってもらう。食事の時は、背中側ではなく、膝の上や人が通らない所、見える所に置く等意識すれば大丈夫です。

また日本は、マグネット開閉式のバッグが多いですが、開閉しやすいバッグは持たない。

ジッパー式のバッグは、肩から掛ける際、ジッパーの引手金具を自分の見える側にして掛ける。少し意識することで、未然に防ぐことができるのです。

 

まとめ

旅行の際は、気が大きくなりがちですが、気をつけて行動すれば大丈夫ですし、上海で生活する方も、慣れればとても住みやすい町なので、日ごろから少し意識して生活してくださいね。      

 

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