友だちはできる?付き合い方の悩み~とある駐在妻の上海だより5通目~


海外赴任になって旦那さんと一緒に帯同することが決まった後、やはり気になるのが、駐妻同士のおつきあいではないでしょうか?

今回は、一般的な駐妻同士のおつきあいについてどんな感じか、また、悩みや解決法も私なりに紹介してみようと思います。

 

駐妻同士は、日本以上におつきあいが濃いです。

おつきあいの濃さの関係をお子さんのいる家庭で比較してみると、

日系幼稚園>日本人学校>ローカル幼稚園、ローカル小学校、インタースクール

となります。

また、お子さんがいらっしゃらないと、なかなか駐妻同士ふれあう機会も少ないので、

そこまで濃くはないと思います。

では、どうして濃いと感じるかと言うと、あくまで子供がいる私が経験したり聞いたことですが、

 

①幼稚園、日本人学校の行事が多く、園や学校に行く機会が多い。→顔見知りになる。

②幼稚園のクラスや日本人学校のクラスでの保護者だけの集まりを企画して、懇親会という名前でランチ会が最低でも1年に1回はある。(だいたい1学期中にある)新しく赴任されて来た方が1学期に多く、歓迎会も兼ねている。

 

2学期以降であれば、クラス単位でなくても、同じマンションの駐妻さんが少人数で家に招待してくれたり、ささやかな歓迎をしてくれる。

③お友達が本帰国の時は、クラス単位で送別会という名前でランチ会がある。しかも、現クラスだけでなく、去年のクラス、過去同じクラスだった人も企画してくれる。

そのため、兄弟が多いとお子さんの数×駐在年数によって何回もあることも。

我が家の場合、子供2名×2年なので、本帰国が決まった途端、4回送別会がありました。

あまり駐在が長いと、自分が先輩になっているので自分が幹事になることも。

 

また過去のクラスのお友達は、皆日本に帰ってしまい、集まっても人数が少ないそうです。

④語学学校や習い事教室に通っている駐妻さんも多く、そこでも駐友ができる。

⑤同じ会社の先輩の駐妻さんと定期的に食事する機会があるところもあるようです。

⑥日本人同士が交流できるサークルのようなものもあり(ブラスバンド部やテニスサークルや上海大阪人の会など)活動は土日にあることが多い。

こんな感じで、専業主婦でもとにかく交流が多く、情報交換の場でもあるので、私は積極的に参加するようにしていました。

④⑤⑥だと、お子さんがいらっしゃらなくても、駐妻さんと駐友になるきっかけになると思います。

 

私も海外赴任するまでは、パートで仕事をしていたので、赴任して専業主婦になり、最初は、語学教室も習い事も通っていなかったので、時間もたっぷりありました。

幼稚園終わってお友達の自宅に呼ばれたり、習い事に誘われたり、お薦めのお店やおいしいランチに一緒に行ったりといつも誘っていただいて、全く不安なく過ごすことができました。

そして中国語ができなくても、日本語で話せる環境があったことが一番ありがたかったです。

 

日本に住んでいた時のご近所づきあい、幼稚園ママ友のつきあい以上に、駐妻同士のおつきあいが濃いなと思いました。

 

どちらかというと、関東と関西で分かれるような気がします。

全国色んなところから、赴任されて来るので、「どこから来たの?」から始まります。

私の場合は、大阪なので、やはり同じ大阪の人だと嬉しいですし、話しやすいです。

なによりも関西弁で気がねなく話せるのがよかったです。

普通に仲良くなる分には、関東も関西も関係ないですが、一時帰国の際、羽田や成田、関西、福岡、セントレアとだいたい分かれるため、偶然同じ便だったり、仲良くなると、同じ日に合わせて帰ったり、もしくは、赴任先に戻る時に同じ便に乗って、到着後、マイクロバスをチャーターして、大量の荷物(ほとんど日本食)を一緒に乗せて帰ったりしました。

子供達もその方が楽しんでいましたよ。

一時帰国中にも、大阪で遊んだりできて、赴任先だけでなく、日本でも会えるので、ますます絆も深くなるのだと思います。

子供同士が仲良くなると、子供も一時期標準語になったりしていました。言葉の影響力は大きいなぁと思いました。

 

駐妻さんにも色んな人がいる

都会から来た人もいれば、田舎から来た人もいます。中には、旦那さんは日本人だけど、奥さんは日本語ができる外国人だったりもします。

私が上海に赴任して3か月くらい経った頃、同じクラスの駐妻さん6人で、ランチをした時の話ですが、食事中、私の携帯が鳴り、出てみるとアイさん(お手伝いさん)からでした。

普段アイさんとは、電子辞書片手に筆談で会話していたので、電話で中国語で会話なんてできるはずもなく、とっさにナナメ前に座っていた中国人ママ(帰化して国籍は日本)に、

「すみません。中国語ができないので、ちょっと聞いていただけませんか?」

と言ってみました。

するとそのママは、「なんで私が?」と。。。

一瞬周りの駐妻さん達もびっくりし、隣の駐妻さんがとっさに、「私、聞いてあげるわ」と言って電話を代わってくれて事なきを得た事があります。

この後、ちょっと気まずいムードで、嫌な気持ちになりました。


きっとそのママさんは、帰化して日本人なんだから、中国人と思わないで。とか、ちょっとプライドのお高い人だったんだなと思います。

 

もし逆の立場で、日本で同じクラスの外国人ママが私に「日本語が分からないので聞いてもらえますか?」と言って来たら、私だったら、何も考えず「あっはいはい」と二つ返事で答えてたと思うのですが・・・

 

つまり、駐妻さんといっても色んな人がいる。ということです。

日本人は特に協調性もあるし、団結力もあり、相手を気遣うのも得意です。

 

でも、中には、お友達づきあいが苦手な人や、家で1人でいるのが好きな人、自己主張の強い人もいらっしゃいます。日本にいても苦手なタイプだなぁとかありますよね。

 

駐妻さんにもそういう人はいらっしゃいました。私は苦手なタイプの人とは、特にこちらからは挨拶くらいで済ますようにしていましたし、あまりかかわらないようにしていました。

 

日本のPTAの役員でも色々おつきあいが大変と思うことがありましたが、任期が終われば、かかわらないですし、駐在も任期がありますし、ずっとこの苦手な人と一緒にいるわけではないんだ。と広い心でいればいいと思います。

きっと、苦手な人より気の合う駐妻さんの方が絶対多いはずですよ。

 

最終的に頼るのは、日本人駐妻です。

海外に住むと身内がいないので、どうしても頼りになるのは、日本人駐妻だと思います。

私はお姑さんとのつきあいがないのがとてもパラダイスでしたが・・・

 

これは聞いた話ですが、駐妻さんの九州の友達が亡くなり、突然だし、すぐに一時帰国するとしても、割引航空券はもうなく、定価の普通運賃を購入せざるを得ず、友達の訃報だと恐らく会社からの航空券の負担もないですし、自腹になってしまいます。

そのため子供も連れて帰ると大変な金額になります。

そこで、仲のいい駐妻さんがお子さんを預かって、1人で一時帰国されていました。

日本だと子供も一緒に連れて行く、実家に預けるなど対応できますが、こちらは身内もいないので、簡単に預けることができません。

ですが、こういう時こそ、お互いに協力しあい、助け合いの精神が生まれます。

持つべきものは、やはり日本人駐妻なんですよね。

 

仲良くなりすぎると悲しみも大きい

楽しい駐在生活が長く続けば続くほど、気の置けない駐妻さんもできると思います。

それに越したことはないのですが、お互い任期があって来ています。いつか日本に帰る日、あるいは次の海外赴任先に転勤になることもあります。

1人の駐妻さんと仲良くなりすぎると、その駐妻さんが本帰国や転勤になった時、本当に悲しいです。

本帰国先が自分の日本の居住地に近ければ、日本に帰っても会うことができますが、遠いとなかなか会うことができません。

 

これは、先輩駐妻Aさんの話ですが、とても仲良くされていていつも行動を共にしておられた駐妻Bさんが本帰国され、Aさんはしばらく寂しそうにされていました。そういうことも考えて、私は色んな駐妻さんと仲良くなろうと思いました。

 

まとめ

慣れない海外で生活するわけだから、現地の言葉もできないし、何も分からないことだらけです。

最初は不安になるかもしれません。

ですが、初めて赴任してきた駐妻さんには、みんな歓迎してくれますし、とても親切な方が多いです。

日本人同士の絆が強いので、すぐ打ち解けられます。

私の場合、大きなトラブルもなく、私の周りでも駐妻同士のトラブルは聞いたことはありません。

自然に駐友も増えていきますし、自然に仲良くなれますよ。

もし苦手な人がいても、そういう人もいるんだ。ぐらいの気持ちでいればいいですし、そういう悩みを話せる駐友を見つけるのが一番の解決策だと思います。

 

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