2020年に行われる東京オリンピックに向けてスポーツ界は盛り上がりを見せていますが、金メダルも狙えるのではないかと期待が高まっている男子陸上短距離4×100メートルリレー。
今回は、その中で男子短距離界を引っ張る山縣亮太の魅力に迫りたいと思います。
山縣亮太とは?
https://www.instagram.com/p/BxwkkJPDQkZ/?igshid=18opyk8f2qki6
- 名前:山縣亮太(やまがたりょうた)*縣が旧字体のため山県と表記される場合もある
- 生年月日:1992年6月10日
- 年齢:27歳(2019年6月11日現在)
- 血液型:A型
- 身長/体重:177cm/70kg
- 出身地:広島県
- 高校:広島修道高校
- 大学:慶應義塾大学(AO入試)
自己ベスト
- 100m:10秒00(2017年・2018年)
- 200m:20秒41(2013年)
- 4×100mR:37秒60(2016年)日本新記録・アジア新記録
イケメンと言われる理由は?
キリッと整った顔は言わずもがな、リレーではレース後に満面の笑みで仲間と称え合う姿をよく目にする印象があります。
レースに対する姿勢やインタビューへのしっかりとした受け答えそんな真面目な姿と、仲間といる時の陸上を笑顔で楽しむ姿どこをとってもスポーツマンらしくイケメンです。
また、意外にも見かけによらず天然なところもあり時折見せるそんな姿も人気の理由です。
【#ゴールデングランプリ陸上】
リオ五輪・銀メダルメンバー #リレー侍 が日本歴代3位(37秒85)❗️
アジア大会🥇、東京2020🥇へ期待が膨らみます💫
【#アジア大会 8月開幕 #TBS】#入場パフォーマンス pic.twitter.com/rWOUJEZMcE— TBSテレビ陸上 (@tbsrikujou) May 22, 2018
https://platform.twitter.com/widgets.js
セイコーゴールデングランプリの登場シーン。まさかの一人だけ刀の抜く方向を間違えるというなんともおちゃめなシーンです。
このことが同じリレーメンバーの桐生にTwitter上でいじられおり、2人の仲の良さと年下にもいじられる山縣の人間性が伝わってきます。
そして、スポーツだけじゃないんです!
山縣は中学受験をしており、進学したのが総理大臣・政治家・実業家を多数輩出している、広島の名門進学校である修道中学校・修道高校です。その後、慶應義塾大学を卒業。現在はセイコーホールディングスに所属しています。これだけ陸上で成績を残しておきながら、頭も良いんです!
SNSはやってるの?
山縣はTwitterもInstagramをやっておりがアカウントが以下である。
Twitter:https://twitter.com/V7Jqq
Instagram:https://instagram.com/y.ryo34?igshid=9b3cb9bkie07
Instagramでは、趣味である魚釣りや釣った魚をさばいたり、料理写真を載せるなど女子力まで垣間見えます。
山縣亮太の彼女は?
そんな沢山の魅力を持っている山縣ですが彼女がいるのか気になっている人もいると思います。
以前、Twitter上でHKTの田中美久似の人とディズニーでデートしていた。という噂がありましたが、似ているとなると真相は定かではなく10歳近くの年齢差を考えると信憑性は低いかと思われます。
福島千里との関係は?
福島千里は、日本選手権の100mで7連覇を成し遂げた日本女子短距離界のトップと言い切れるほどのスプリンターですが、お互いのSNSを見ると分かる通り結構な頻度で二人が一緒にいる姿が投稿されています。
雨練の季節。
今日はスタート練と200を1本。 pic.twitter.com/mfitmtRnEX— 山縣 亮太 (@V7Jqq) June 6, 2018
2人は同じセイコーホールディングスの所属です。
2015年に山縣が入社し、2018年に福島が続く流れになっています。また、専属トレーナーが同じこともあって練習や合宿、海外遠征などを一緒に行っていることがわかります。
福島が現在30歳と山縣よりも年上であり、女子短距離界を引っ張る存在としてお互い高め合っていることだと思います。
恋人同士なのかは、分かりませんがインスタライブを2人で配信したり、山縣の趣味である釣りを一緒にしているところを見ると2人の仲の良さは十分伝わってきます。
もし、二人が結婚なんてしようともあれば子どもはオリンピック選手間違いなしですね。
山縣亮太はどこのスパイク使ってるの?
テニスや野球などのラケットやバットなどのような道具を使うことがない陸上競技では、速さを生み出す唯一ともいえるスパイクがとっても重要になってきます!
山縣の速さを生み出しているスパイクはナイキの『ズームスーパーフライエリート』です。
これは短距離選手のタイムを少しでも縮めるため「硬さと軽さの両立」を目指し実現されたスパイクです。
なんと驚くべき性能が100mの選手が0.1秒以上もタイムを縮められると言われています。コンマ差を争う短距離界でこの0.1秒は大変大きな差になります。
そして、ジャマイカの陸上選手フレーザー=プライスの協力のもと開発されました。
研究所でプライスがこのスパイクを履いて100mを走ったとき、タイムが0.148秒も短縮する成果もででいます。
日本ではケンブリッジ飛鳥も履いており、短距離界では人気なスパイクだということが分かります。
オリンピック出場経験
- 2012年 ロンドン五輪
- 2016年リオデジャネイロ五輪
2012年ロンドン五輪
2012年、大学2年生の時にロンドン五輪で100mと4×100mリレーに出場しました。
100mでは準決勝進出、リレーでは1走で5位入賞を果たしています。
100m 予選10秒07 /準決勝10秒10
日本人五輪史上最速タイムで2位で準決勝進出。準決勝では10秒10で惜しくも決勝進出にはなりませんでした。
しかし、日本人選手は着順ではなくプラスで拾われるかという厳しいレベルで着順で掴み取った山縣。オリンピックという大舞台で自分の実力をしっかり発揮できる強さがあります。
ロンドン五輪のリレーメンバーは、高平・江里口・飯塚・山縣と今のリレーメンバーでは年上ですが、この時は最年少でのメンバー入りです。この最年少の山縣の100m準決勝という好調な走りをしたことで他のメンバーも刺激になったと言っていました。
リレーは予選で38秒07とシーズンベストのタイムで全体4位での決勝進出でしたが、決勝は5位でメダルには届きませんでした。
今までリレーを引っ張ってきた朝原の引退や末續らが不在の中、唯一の五輪経験がある高平だけの若手メンバーで挑んだリレーでした。しかし、このレースで得られたものは大きく今大会のメンバーでもこのタイムが出るという収穫と日本のリレーメンバーの選手層が厚くなった、世代交代しても日本のお家芸であるバトンパスの技術が確実に受け継がれていることが分かりますね。
2016年リオデジャネイロ五輪
山縣にとって2回目となるオリンピックでした。
個人では100mに出場し予選は10秒20で着順2着で準決勝進出しました。
準決勝は、あのウサインボルトとカナダのアンドレ・ドグラスというレベル高い組でのレースでした。
結果は5着で10秒05と予選のタイムを大きく上回り自己ベストを更新しました。さらに、組の中で断トツのリアクションタイム0.109秒どころか全選手で最速、同じ組1着のボルトは0.143秒と山縣のスタート技術のレベルの高さが思い知らされますね!
なんといっても、オリンピックという大舞台で自己ベストを出せる精神力と予選から準決勝とタイムをあげていける調整力は本当に凄いと思います。
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/10/26/jpeg/G20161026013606090_view.jpg
400mリレーでは1走を務め、山縣・飯塚・桐生・ケンブリッジで37秒60のアジア新記録を出し銀メダルを獲得しました!!
https://youtu.be/2RWr2KwBoIY
世界トップレベルのスタート技術を持つ山縣ですがまさかの入場シーンで侍ポーズが一人断トツに遅れるという場面がありました。後の話では、もうこの時にはすでにレースに向けて集中し始めていたのだとか!
前回オリンピックに出場した山縣・飯塚と新たに桐生・ケンブリッジが加わりました。4人の持ちタイムは誰も10秒台の壁を突破しておらず、4人の合計タイムは全8チーム中7番という到底メダルには届かないタイムです。
しかし、巧みなバトンパスで持ちタイムを2秒78縮める利得タイムでボルト率いるジャマイカに続く2位でゴールする快挙を成し遂げました!
もはや、2.78秒という利得タイムは400mリレー決勝出場国の中で1番のタイムです。1位のジャマイカは全体7位の1.62秒に日本のバトン技術は世界1と誇れる強さですね!
ジャマイカは個々の走力で補う一方で、日本は個々の走力不足をバトンで補うどころかリレーの醍醐味であるバトンパスを最大限に活かしたリレーで見ごたえがありますね。
トレーニング方法は独学?強さの秘訣は?
個人の100mでもリレーでも活躍している山縣ですが、スタートの出だけでも緻密なこだわりがあることを感じさせます。そんな「孤高のスプリンター」「考える人」と呼ばれる山縣のトレーニング方法はどうなのでしょうか。
通常ここまでのトップアスリートは専任のコーチやトレーナーをつけて技術的指導をもらいながら練習を行いますが、山縣はこれまで専任のコーチをつけずに独自にメニューを組み立てて練習を行っています。
サポートとして大学時代の友人である瀬田川歩がマネージャーを務めています。
まとめ
山縣選手は、日本でも数ある実績を持ちながらも独自のトレーニングを行う姿勢がかっこいいと思います。
2020年に開催される東京オリンピックに向けて、ぜひ頑張ってほしいです!!
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