まだ記憶に新しい2016年のリオデジャネイロオリンピックでの日本男子400mリレー銀メダル。
世界最速の男ウサイン・ボルトの次にフィニッシュした日本を見て日本国内が大いに盛り上がりましたね!
すでに来年に迫った東京オリンピックで、日本の”リレー侍”は何色のメダルを狙えるのでしょうか!
各国の選手を紹介しながら日本のライバルとなるであろう国を紹介していきたいと思います。
【2019年】男子100m世界ランキング
2019年内に出した男子100mの記録のランキングになります。
*SB:シーズンベスト
*PB:パーソナルベスト
1位:クリスチャン・コールマン
- 100m(SB):9.81
- 100m(PB):9.79
「世界王者のガトリンを初めて破り、コールマンは米国と世界のスプリント界のトップに立った」
引用:米国スポーツ専門局のNBCスポーツ
2位:ノア・ライルズ
https://www.instagram.com/p/Bx2lcOgHD5l/?igshid=anyz8k7qln6a
- 100m(SB):9.86
- 100m(PB):9.86
2位:ディバイン・オドゥドゥル
〈/ul〉
https://www.instagram.com/p/Bzyo56_nm1z/?igshid=bzkhve16e4fh
- 100m(SB):9.86
- 100m(PB):9.86
4位:ジャスティン・ガトリン
- 国籍:アメリカ
- 100m(SB):9.87
- 100m(PB):
5位:クラボン・ギルスピー
https://www.instagram.com/p/Bx34d3CJLht/?igshid=1g6pp3s4isrg5
- 国籍:アメリカ
- 100m(SB):9.93
- 100m(PB):9.93
6位:アカ二・シンビネ
https://www.instagram.com/p/Byzhmr3Iug8/?igshid=7bqwhxcp3r8x
- 国籍:南アフリカ
- 100m(SB):9.95
- 100m(PB):9.89
7位:ヨハン・ブレーク
- 国籍:ジャマイカ
- 100m(SB):9.96
- 100m(PB):
8位:リース・プレスコッド
https://www.instagram.com/p/Bxkl69EHoLX/?igshid=1x3cy2ypumlfv
- 国籍:イギリス
- 100m(SB):9.97
- 100m(PB):9.94
8位:サニブラウン・アブデルハキーム
- https://twitter.com/hakimsanib/status/1146775372509458432?s=21
- 100m(SB):9.97
- 100m(PB):9.97
8位:ツァーネル・ヒューズ
https://www.instagram.com/p/BzTVOGjg903/?igshid=1c5aru8lu4oeu
- 国籍:イギリス
- 100m(SB):9.97
- 100m(PB):9.91
11位:ロベルト・スカイヤーズ
https://oncubanews.com/deportes/atletismo/que-ha-hecho-roberto-skyers/
- 国籍:キューバ
- 100m(SB):9.98
- 100m(PB):9.98
11位:マリオ・バーク
https://www.instagram.com/p/BhuEmEngJjq/?igshid=1evj7bqexz1n8
- 国籍:バルバドス
- 100m(SB):9.98
- 100m(PB):9.98
男子100mの世界の状況は?
2019年の男子100mのランキングを見て分かるように、今シーズンはアメリカが勢いに乗っています。
上位5位までに4人がアメリカがランクインする驚異的な強さです。
東京オリンピックの100m種目では、表彰台をアメリカ勢が独占するのもあり得なくありません!
もともとスプリント王国といわれていた米国が今シーズンは1番の強さを誇っていることが分かります。
一方で、ボルトが先導してきたジャマイカは今シーズン勢いがありません。1番速くてヨハン・ブレークの9.96でそれ以降に10.00、10.01と続き4番手が10.06と今シーズン10秒台を切っている選手が1人と世界1のスプリント王国と呼ばれた輝きはありません。
現在、世界ランキング1位のクリスチャン・コールマンは、60m走で6秒34の世界記録保持者の実力を持つ前半型の選手です。ウサイン・ボルトが現役最後のレースとなった2017年ロンドン世界選手権では100mでジャスティン・ガトリンに続く2位でゴールし銀メダルを獲得しました。
ボルトが引退した今、短距離界の戦線を引っ張っていくのは米国のクリスチャン・コールマンだと言われています。
【2019年】男子400mリレー世界ランキング
1位:フロリダ大学 37.97
メンバー
1走はナイジェリア出身の100mを10.02を自己ベストに持ちます。
3走のグラント・ホロウェイはハードルの選手であり110mHのタイムが12.98で60mHで7.35の世界記録保持者です。また、サニブラウンが6.55の日本記録を出し3位に入賞した全米大学室内選手権では、60m走で6.50の記録を出し優勝しました。また、400mや走り幅跳びの記録も凄く実力のある選手です。
4走を務めたライアン・クラークは大学4年生で1年から3年生までは、個人種目でも出場していましたが学生最後となる全米大学選手権ではリレーのみの出場でした。
2位:日本 38.00
3位:ブラジル 38.05
4位:アメリカ 38.07
5位:フロリダ州 38.08
6位:イギリス 38.11
7位:中国 38.16
8位:イタリア 38.29
9位:フランス 38.31
10位:カナダ 38.34
東京オリンピック4×100mR日本は優勝できる??
まず、日本が400mリレーで金メダルを獲得する可能性はあります。
しかし、米国が最大のライバルとなることは間違いないです。
日本が優勝するためには、個々のスプリント力を向上させるのは前提としても銀メダルを獲得したリオオリンピックと比較すると確実に走力は上がっています。いかにバトンパスで利得距離を稼げるかがポイントとなってきます。
過去の米国のリレー結果
オリンピック | ||
開催年 | 開催国 | 結果 |
2004 | アテネ | 銀メダル(38.08) |
2008 | 北京 | 途中棄権 |
2012 | ロンドン | 銀メダル→選手の薬物違反でメダル剥奪 |
2016 | リオデジャネイロ | 失格 |
世界選手権 | ||
開催年 | 開催国 | 結果 |
2011 | 韓国 | 途中棄権 |
2013 | ロシア | 銀メダル(37.66) |
2015 | 中国 | 失格 |
2017 | イギリス | 銀メダル(37.52) |
上から分かるように米国は、バトンが4走まで繋がれば銀メダルを取れる走力があるにも関わらずバトンの落下やテイクオーバーゾーンで失格になることが非常に多いです。
その点を考えると、日本のバトンのスキルはトップクラスで世界に誇れる最大の武器となります。
日本がバトンパスで得られる利得タイム
今シーズンの4人の持ちタイムをあわせると39秒47。リレーには、バトン受け渡し時に生じる利得距離があります。そこで、うまくいけばタイムを縮めることができます。そのタイムは、1.5秒から2秒と技術によっても変わってきます。