この記事では、日東駒専を目指している受験生に向けて、受けるべき滑り止め校を解説しています。
滑り止め校はそこまで時間をかけて悩む必要はありません。
息抜きがてら本記事を読んでササっと決めてしまいましょう!
日東駒専に受かるか分からない、滑り止めで受けるべき大学はどこ?
日東駒専(日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学)は、偏差値区分では中堅クラスと言われています。
ですが、年々入試が難しくなってきているのが現実。
入試内容が難しくなっているというよりは、日東駒専レベル以上に実力のある受験生が流れ込んできています。
(参考外部サイト:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/55121)
いきなり、日東駒専志望者にとっては暗い話を書きました。だからこそ、滑り止め・併願校はしっかりと合格しなければなりません。
文・人文系学部
最初に日東駒専、文・人文学部の偏差値をまとめておきます。
| 文・人文系学部 | |
| 日本大学 -文理学部 | 45.0-55.5 |
| 東洋大学 -文学部 | 52.0-60.0 |
| -社会学部 | 52.0-60.0 |
| 駒澤大学 -文学部 | 50.0-57.0 |
| -仏教学部 | 47.5 |
| 専修大学 -文学部 | 52.5-55.0 |
おすすめの滑り止め大学はこちらです。
- 大東文化大学(42.5-50.0)
- 帝京大学(47.5-50.0)
- 國學院大學(53.5–57.5)
- 文教大学(40.0-55.0)
- 神田外語大学(42.5-55.0)
- 玉川大学(52.5)
日東駒専の文学部や社会学部に入りたい受験生には、上記の大学が滑り止めとしてオススメです。
偏差値だけでなく、学部・学科ごとの倍率も要チェックです。
各大学のWEBサイトや公式パンフレットから調べてみてください。
大学内での倍率が他学部よりも高い場合は、滑り止めにならないので、受けないようにしましょう。
法・政治学系学部
最初に日東駒専、法・政治学系学部の偏差値をまとめておきます。
| 法・政治学系学部 | |
| 日本大学 -法学部 | 47.5-55.0 |
| 東洋大学 -法学部 | 55.0 – 57.5 |
| 駒澤大学 -法学部 | 50.0-55.0 |
| 専修大学 -法学部一部 | 55.0 |
おすすめの滑り止め大学はこちらです。
- 東京経済大学(52.5)
- 亜細亜大学(50.0)
- 東海大学(50.0)
- 国士舘大学(50.0)
- 大東文化大学(47.5-50.0)
- 獨協大学(47.5 – 50.0)
- 帝京大学(45.0-47.5)
法学系学部を看板学部にかかげている大学が多いです。
日東駒専ですと、日本大学法学部が名門として有名ですね。難しいというイメージも定着してしまっています。
法学部自体、偏差値が高く厳しいかもしれないというのなら、保険として、似たような学部(社会系など)も受けておくと安心できるでしょう。
経済・経営・商学系学部
最初に日東駒専、経済・経営・商学系学部の偏差値をまとめておきます。
| 経済・経営・商学系学部 | |
| 日本大学 -商学部 | 52.5 |
| -経済学部 | 52.5 |
| 東洋大学 -経済学部 | 52.5 – 60.0 |
| -経営学部 | 52.5-57.5 |
| 駒澤大学 -経済学部 | 55.0-57.5 |
| -経営学部 | 55.0 |
| 専修大学 -経済学部一部 | 52.5 |
| -経営学部 | 52.5 – 55.0 |
| -商学部一部 | 52.5 – 55.0 |
おすすめの滑り止め大学はこちらです。
- 大東文化大学(47.5)
- 産業能率大学(52.5)
- 亜細亜大学(50.0-52.5)
- 帝京平成大学(37.5-52.5)
- 玉川大学(50.0)
- 獨協大学(47.5-50.0)
- 杏林大学(45.0-50.0)
- 千葉商科大学(45.0-47.5)
- 帝京大学(45.0-47.5)
日東駒専の下は大東亜帝国と言われており、大学全体の偏差値的には確かにその通りです。
ただ、学部別に見るとだいぶ変わってくるので、一概に滑り止めとは言えません。
自分が受験する学部の偏差値・倍率をしっかりとチェックすることが大切です。
理学系学部
最初に日東駒専、理学系学部の偏差値をまとめておきます。
| 理学系学部 | |
| 日本大学 -文理学部 | 45.0-55.0 |
| -理工学部 | 45.0-52.5 |
| 東洋大学 -生命科学部 | 45.0-47.5 |
| 駒澤大学 | 理系学部なし |
| 専修大学 | 理系学部なし |
おすすめの滑り止め大学はこちらです。
- 東海大学(42.5-45.0)
- 立正大学(45.5-47.5)
- 関東学院大学(37.5-42.5)
- 明星大学(42.5)
日東駒専の中でも、日本大学、東洋大学の2つしか理系学部がありません。
ワンランク下の大学もしかりですが、そもそも理系学部を持っている大学数が少ないです。
数少ない中から選ぶというよりは、学科や専攻は違えど、多くの人が同じような大学を受ける感じになるでしょう。
工学系学部
最初に日東駒専、理学系学部の偏差値をまとめておきます。
| 理学系学部 | |
| 日本大学 -工学部 | 37.5-40.0 |
| -生産工学部 | 40.0-45.0 |
| 東洋大学 -理工学部 | 45.0-52.5 |
| 駒澤大学 | 理系学部なし |
| 専修大学 | 理系学部なし |
おすすめの滑り止め大学はこちらです。
- 東海大学(37.5-47.5)
- 関東学院大学(37.5-42.5)
- 帝京大学(35.0-40.0)
- 明星大学(37.5)
理学系よりは若干、工学系の方が選択肢はあります。
今回は首都圏にある大学をピックアップしているので、上記のみですが、全国に目を向ければ結構あります。
と言っても、関東圏にある大学を目指している場合、全国どこでも良いという訳ではありません。
ちなみに、日本大学工学部は、東京都ではなく福島県にあるので要注意です!
併願校ならどこがおすすめ?
文系におすすめ併願校
- 成蹊大学
- 成城大学
- 明治学院大学
- 武蔵大学
- 神奈川大学
- 獨協大学
- 東京経済大学
学部によっては滑り止めにもなるので学部間の偏差値差はありますが、だいたい日東駒専と偏差値が同じくらいです。
成城・成蹊・明治学院大学は、学部や試験方式によっては日東駒専よりも難しいでしょう。
理系
- 工学院大学
- 国士舘大学
- 東邦大学
- 神奈川大学
- 東京電機大学
- 日本女子大学
- 武蔵野大学
理系は上記の大学がだいたい偏差値レベルが一緒です。
もちろん、学部学科や試験方式によって難易度は変わりますので、要注意ですが。
日東駒専志望者が滑り止めを選ぶ基準は?
滑り止めとは、自分の実力レベルよりもワンランク下の大学を言います。
第一志望や併願校に落ちたときに入学するための大学です。
そんな滑り止め大学を選ぶときは、4つのポイントがあります。
1.なるべく偏差値の高い大学を選ぶ
2.人気学部は外す
3.日東駒専の試験日とかぶってないかチェックする
4.偏差値以外で行きたい理由を探す
おまけ:日東駒専内で狙い目の学部を探す
解説していきますね。
1:なるべく偏差値の高い大学
第一志望や併願校を落ちると、自分はダメ人間だ・・・と落ち込みます(経験談)
入学してしばらくは、滑り止めで入った大学をめちゃくちゃ嫌いになるかもしれません。(たぶんなります)
そんなモヤモヤした思いを解消するには、なぜこの大学を選んだのか?ちゃんと意味を付けることが大切です。
一番簡単で分かりやすい理由が「受かった大学で一番偏差値が高かったから」。
特に、やりたいこと・勉強したいことがない受験生は、受かりそうな大学の中でも偏差値が高い大学を滑り止めとして受験しておくと良いですよ。
やりたいことがあれば、「このために入ったんだ!」と胸張って言えるでしょうから。
2:人気学部は外す
滑り止め校の中でも、学部によって偏差値・倍率が違います。
特に文系は差が大きいので、受験前には大学のサイトやパンフレットで去年、一昨年の倍率を確認しておきましょう。
倍率が高いと魅力的に見えますが、あくまで滑り止めです。
落ちてしまったら滑り止めの意味がありません。
3:日東駒専の試験日程とかぶっていないか?
第一志望校の受験日とかぶっていないことは当たり前ですが、前日・前々日も開けておくと良いかもしれません。
最終チェックや気持ちを落ち着かせる時間も大切ですから。
4:偏差値以外に惹かれるポイントがあるか?
最初に「滑り止めの中でも偏差値が一番高い大学を受けると良い」と話しました。
理屈はそれと同じで、滑り止めに入学した後、その大学である意味を持っておいた方が良いからです。
何もないなら一番偏差値の高い大学をオススメします。
ですが、勉強内容や知名度など惹かれるポイントがあるなら、そちらでも構いません。
とりあえず何か通う意味があればいいです。
おまけ:日東駒専内で、受かりやすい大学・学部を探す
日東駒専の中でも穴場・狙い目の学部というものがあります。
簡単にいうと、偏差値が一番低い学部だったり、人気のない学部です。
ここら辺を狙えば、もしかすると滑り止め校になるかもしれません!
日東駒専を志望してるのに、滑り止めも日東駒専っておかしな話ですが、受験生としては嬉しいですよね。
滑り止め、併願校を決める時の疑問点を解決!
Q1:滑り止め、併願校は何校受ける?
スケジュールと受験費用との相談になりますが、個人的には2~3校で良いと思います。
その2~3校も、少し難易度をずらして受けることをオススメします。
例えば、法学部志望なら日本大学(47.5~55.0)と帝京大学(45.0~47.5)を受けるなど。
調子が悪くても受かるレベルの大学も受験しておけば、練習にもなるし心の余裕も出ます。
もちろん2~3校というのは「滑り止め」ですから、併願校はガンガン受けれるだけ受けてください。
Q2:センター利用は受けた方が良い?
もちろん、受けてください!
センター利用で受かるのは難しいイメージがありますが、滑り止めの滑り止めなら受かる可能性かなり大きいです。
出願するとしても1校くらいで十分でしょう。
また、センターは基礎的な問題がほとんどで、難問はほぼありません(本当か?と思っているでしょうが、本当です)
自分の力を確認するため、試験会場に慣れるため、受験しておくと安心です。
まとめ
今回は日東駒専を目指す受験生に向けて受けるべき滑り止め校を解説しました。
「最低でも日東駒専」なんて言葉もありますが、近年はニッコマに入るのも難しくなってきているとのこと。
首都圏にある名の知れた大学ですから、ライバルは全国区です。
悔いのない受験生活を送ってください、ここまで読んでくれたあなたを当サイトは応援しています!






