私立大学

東京工科大学はどんな評判?通っている学生の口コミを紹介

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東京工科大学は、法学部や経済学部といった文系学部はなく、理系学部のみとなっています。

私立理系の中でも食品系を学べる大学としても有名。

そのため、明治大学や東京農業大学などの滑り止め校として受験する学生さんも多いです。

本記事では、東京工科大学応用生物学部に通っている学生による口コミをご紹介します。

東京工科大学に入学した理由は?

元々食に興味が合ったため、食品について学べる大学を探しており、東京工科大学を知りました。

様々な大学の研究内容を見ていた中で、機械や技術ではなく、人の五感を用いてデータ収集する官能検査を行っている研究があることに興味を持ちました。

また学部自体は偏差値が著しく低いこともなかったことが入学の決め手です。

私はAO試験で入学したのですが、面接は学校が対策講座を開いてくれたり、得意科目2つで受験できたりと合格の可能性は大いにある大学だと思います。

併願校や滑り止めはありますか?

東京工科大学でやりたい研究内容があったため、他の大学は受験していません。

また、AO入試は専願が基本ですので、落ちたら受験しようとは思っていました。

専願とはいえ、ボーダーフリーではないので落ちる人も、もちろんいます。

学部
(定員)
受験者合格者倍率
工学部
-機械工学科
(10)
28132.2
-電気電子工学
(10)
17121.4
-応用化学科
(8)
541.3
コンピューターサイエンス学部
(45)
93462.0
メディア学部
(45)
163503.3
応用生物学部
(35)
53371.4
デザイン学部
(60)
89641.4
医療保険学部
-看護学科
(20)
53202.7
-理学療法学科
(15)
62154.1
-作業療法学科
(10)
28122.3
-臨床工学科
(20)
39202.0
-臨床検査学科
(15)
37172.2

(参考:東京工科大学 2019年度入試結果)

AO入試はあくまで「専願」なので、不合格になったら他大学の一般入試やセンターを受けます。

直前だと結構焦ると思いますので、あらかじめ受験校をピックアップしておくと良いかもしれません。

落ちたからと言って全てが終わるわけでもありません。気持ちを切り替えて勉強すれば、他大学に合格するチャンスは十分あります。

東京工科大学に入ってみて感じたことは?

簡単なまとめ

・食品業界で有名な教授が多い
・テレビや雑誌の取材が来る
・キャンパスがドラマのロケ地になる

大学名はあまり知られていませんが、日本で使われている食品の分析法を開発していたりと業界では有名な教授がたくさんいることです。

テレビや雑誌の取材きたり、有名企業との共同研究が行われていたりと未来を担っている大学だと感じました。

またキャンパスはよくテレビやドラマのロケ地に使われており、かなり綺麗な大学であると思いました。

図書館や設備、学食などキャンパスについて

図書館は充実しており論文や科学雑誌など豊富にありますが、小説等はあまり多くない印象です。映画を視聴できる個室の施設もあります。

専門学校と併設しているためキャンパスはかなり広く、専門的な設備や機械が各学部に対して用意されています。

しかしその一方で、お昼時は学食やコンビニはかなり混雑します。特に吉野家は行列です。

通学、スクールバスについて

八王子駅、八王子みなみ野駅から無料のスクールバスが出ており非常に便利です。

しかし学生数が多いため、朝や授業終了後はバスに乗れるまで30分以上かかることがあります。

授業について

授業は毎回出席が当たり前で、出欠各机にあるコードで管理されるためかなり厳しいです。不正は直ぐにバレます。

また授業の最後に小テストが行われそちらも成績に反映されるので、真面目に聞いていないといけません。

専門分野、並びに英語については1、2年ではクラスごとに授業が行われることが多いので安心して学ぶことができますし、全教科対応のサポートセンターもあります。

専門的なことが多く大変ではありますが、好きな分野はかなり興味を持って学ぶことができると思います。

と言ったものの、ちゃんと大学に来て授業を受ける学生と全く来ない学生に分かれます・・・

友達について

学部によりますが、男女の偏りはあまりないので仲の良い友達ができると思います。

サークルについて

私の通う八王子キャンパスには部活動をはじめ59のサークルがあります。

特に化粧品サークルは人気のサークルで、リップクリームやハンドクリームを企業と合同で開発し、販売を行っています。蒲田キャンパスには28のサークルがあります。

サークルには1~4年生がいるので、交流関係が広まりますし、先輩に授業やテスト、就職活動のことなども聞けますので入部することをおすすめします。

また、夏や冬には合宿があり、大学生ならではの経験がたくさんできるのも醍醐味です。

きっと自分の興味のあるサークルが見つかると思います。

寮、一人暮らしについて

八王子キャンパスには八王子みなみ野駅に、月59,000~62,000円で朝夕食事付きの学生寮があります。

学生寮からも学校まで無料バスが出ています。

また八王子駅や八王子みなみ野駅からも無料のスクールバスが出ているため、そこに住んでいる学生も多いです。

他にも片倉駅は比較的家賃が安く、徒歩で通学できるためそこで一人暮らしをしている学生も多いです。

バイトについて

多くの学生が学業と両立しアルバイトをしています。

また個人的は1年生から長期インターンを行っています。単位を確実に取り、時間割を上手く組めば、アルバイト以外にも様々なことに挑戦できる時間はたくさんあります。

しかし3年生後半から研究室に入ると忙しくなり、アルバイトできる時間が減る可能性があります。

また教授によってはアルバイトを禁止する所もありますので、一人暮らしの学生は注意が必要です。

就職状況について

どの学部も95%以上の就職率です。中には大手企業に就職している学生もいます。

就職活動については早い段階で指導があり、授業内で面接や履歴書対策をしてくれます。

また資格取得支援プログラムや、キャリアサポートセンターがあるため安心して就職活動を行えると思います。

本格的に就職活動が始まりますと、学内説明会も行われ有名企業も参加します。

東京工科大学のおすすめポイントはありますか?

簡単なまとめ

・キャンパスが広くてキレイ
・研究内容が深く、興味を持てる
・就職率は良く、大手企業へも行ける

①キャンパスが広くてキレイ

キャンパスがかなり広く綺麗です。よくドラマやバラエティーの撮影現場になっており、運が良ければ有名な芸能人に会うこともできますま!

た、八王子キャンパスは自然豊かなので、夏はカブトムシやクワガタが取れたり、学内にあるボウリング場で遊ぶこともできます。

都心とは違ったビルディングではなく、これぞ大学!というキャンパスで思いっきり大学生活を満喫できると思います。

②研究内容が深く、興味を持てる

どの学部でも専門的な内容を学ぶことができ、非常に面白いです。

他大学にはない研究内容はもちろんのこと、この大学が唯一行っている研究もあるので自分だけの知識を身に付けることができます。

授業等は大変ですが、大学生活に胸を張って頑張ったと思えることですし、その経験は将来に大きく役立つことだと思います。

③就職率は良い、大手も行ける

早慶上智、March…といった有名大学ではありませんが、就職率は良いと思います。

そう感じる理由として、意識の高さと専門分野を学んでいることがあると思います。

まず私立大学なので、第一志望ではないが滑り止めで受かったから来たという人がいます

偏差値が高くないという焦りからか、就職に関しては意識が高く、早く動き、結果を出す人が多いです。

実際大手企業に就職を決めた学生もいます。また理系大学であることも就職に関してはかなりの強みだと思います。

今の時代、文理問わず専門職につける企業が増えていますが大学で専門的なことを学んでいますので、志望理由などに説得力が増し非常に有利だと思います。

大学で学んできたことを存分にアピールすれば、印象に残る人材になれると感じています。

東京工科大学への不満はありますか?

簡単なまとめ

・学費が高い
・大学生協がなく不便なこともある

➀私立理系の中でも学費が高い

理系大学なので仕方ないことなのかもしれませんが、各学部文系大学の2倍近くとかなり高いです。

入学を決める際はご両親とよく相談された方が良いかもしれません。

奨学金制度は給付型と返還型どちらもありますが、給付型に関しては成績順となることが多いので入学してもかなり勉強しなければなりません。

➁大学生協がないのでサポートが薄い

生協とは消費生活協同組合のことで、大学生協では大学生活のあらゆる場面をサポートしてくれます。

一般的な大学にはありますが、東京工科大学には生協がありません。

そのため賃貸は学生寮以外自ら探さなければならず、割引等もないため入学、引っ越しの際は大変かと思います。

ただ、教科書や自動車教習等は安くなりますので心配する必要はありません。

【最新】東京工科大学のオープンキャンパスの様子!

東京工科大学八王子キャンパスで行われたオープンキャンパス(8月25日)の様子をお伝えします。

簡単なまとめ

・静かな雰囲気
・おとなしい子が多い
・派手な子はみんな化粧品系を志望している
・親だけ出来てるグループもいた
・質問してくる高校生はごく少数
・化粧品の研究室が人気だった
・親からの質問が多い、積極的 ⇨単位について、就活についてがほとんど
・食品や化粧品系を志望する受験生は女子が多い

オープンキャンパスは受験生しか参加できないという訳ではありません。(もちろん、大学や内容によりますが)

そのため、親御さんだけでの参加も目立ちました。お子様の受験に向けた情報集めをしているのでしょうね。

また、東京工科大学には化粧品を学べる学科や研究室があり、毎年人気です。

大学カラーも大切ですが、大学内で学部・学科のカラーも大切です。大人しい子が多いとはいえ、全員ではなく、化粧品系を志望する受験生は派手でした。

入ってみてから思ってたのと違う!馴染めない!なんてことにならないよう、集められる情報は集めておくことをおすすめします。

まとめ

東京工科大学に通う学生の口コミをご紹介しました。

ドラマのロケに使われるほどキャンパスが広くてキレイなのは魅力的ですね。

また、私立理系大学ということで学費が高いのが難点です。受験前にはご両親に伝えておきましょう。

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