「どうしても青山学院大学に入りたい!」
「今の学力レベルじゃ厳しいけど、挑戦したい!」
青山学院大学を目指す文系受験生に、穴場学部をお伝えします。
オシャレで優雅なイメージの強い青山学院大学は、最近とくに受験生から人気です。
渋谷という大都会にキャンパスを構え、大学生活を楽しむにはもってこいの大学と言えます。
どの学部も難しそうに見えますが・・・実は狙い目の穴場学部もあるんです。
世間一般に言われる青山学院大学の穴場学部と言えば・・・
- 文学部
- 国際政治学部
- 地球社会共生学部
- コミュニティ人間科学部
- 社会情報学部
と言われています。
青学はMARCHの中でも人気が高く、基本的にどの学部も倍率が高いです。
法・経営・経済学部などのスタンダードな学部はとくに人気です。
どうしても青学に受かりたい受験生に向けて、当サイトでは、
- 文学部文学科フランス文学科
- コミュニティ人間科学部
をおすすめします!
青山学院大学なら文学部が最も狙い目!
青山学院大学(通称:青学)はMARCHの中でも偏差値が高く、受験生からも人気です。
その証拠として、スタディサプリ進路「2019年 関東『志願したい大学』ランキング」にて第2位にランクインしています。
ですので、穴場学部とはいえ、基本的には難易度高めと思っておいてほしいです。
まずは青山学院大学の学部別偏差値をチェック!
- 文学部:60.0~62.5
- 教育人間科学部:60.0~62.5
- 経済学部:62.5
- 法学部:62.5
- 経営学部:62.5~65.0
- 国際政治経済学部:62.5~65.0
- 総合文化政策学部:60.0
- 理工学部:55.0~57.5
- 社会情報学部:62.5
- 地域社会共生学部:60.0
- コミュニティ人間科学部:60.0
(参考:河合塾)
赤マーカーを引いたのはおすすめした穴場学部です。
・・・決して偏差値は低いとは言えません(笑)
どの学部も同じような偏差値ですが、経営学部や国際政治経済学部なんかは偏差値が高めです。
偏差値だけではなく、入試方式や募集人数なども考えると、
- 文学部文学科フランス文学科
- コミュニティ人間科学部
がおすすめなんです。
1.文学部文学科フランス文学科
青学は個別日程A方式以外にも全学部入試などがあります。
全学部はひとつの試験で複数の学部を志望できる便利な試験方式です。
そのため、受験者数が多く倍率が高くなりがち・・・
しかも、早稲田や慶應といったワンランク上の大学を目指す受験生が滑り止めとして受験する日程としても有名です。
2019年度 | 個別A方式 |
定員 | 約50人 |
受験者数 | 333人 |
合格者数 | 107人 |
倍率 | 3.1倍 |
青学文学部の平均倍率は、
- 全学部日程:8.8倍
- 個別学部日程:5.2倍
- センター利用:6.6倍
となっています。
これをみるといかにフランス文学科が倍率低いかわかりますね!
2.コミュニティ人間科学部(2019年度新設)
コミュニティ人間科学部はキャンパスが相模原にあり、立地があまりよくないんです。
個別A方式の募集定員は2019年度と変わらず50人程度ですので、倍率はそこまで上がらないのではと予想しています。
2019年度 | 個別A方式 |
定員 | 約50人 |
受験者数 | 429人 |
合格者数 | 159人 |
倍率 | 2.7倍 |
ちなみに、コミュニティ人間学部は相模原キャンパスにあるので理系学部と思われがちですが、文系学部です。
個別A方式は国語・英語に加えて世界史か日本史を選択する必要があります。
なぜ青山キャンパスの文学部文学科フランス文学が穴場なの?
青学を目指す地方出身の受験生は一人暮らしをするので、キャンパスの立地はあまり気にならないかもしれません。
ですが、関東圏とくに東京・神奈川・埼玉・千葉出身の受験生にとってキャンパスの立地はとても大切なんです。
家から通えるアクセスの良いキャンパスを希望する人が多いため、立地が良い青山キャンパスは人気があります。
にも関わらず、フランス文学の倍率が低いのは文学部ならではの理由があるんです。
1.フランス文学に興味をもつ受験生が少ない
この記事を読んでいるあなたはフランス文学に興味がありますか?
正直、興味がないという方がほとんどだと思います・・・
世界史や洋画が好きでない限り、なかなかフランス文学に興味がある人って少ないです。
何を勉強するのかイメージがつかない文学部に進むよりは、経済学部や法学部といったわかりやすい学部に行きたいと考えてしまいます。
そのため、文学部自体が他学部に比べたら人気がなく、とくに青学の場合はフランス文学が倍率が低いんです。
2.文学部自体が就職に不利というイメージが強い
もうひとつ、なぜか文学部は就職に弱いと言われています。
「文学部を目指す人=教師、公務員になりたい人」というイメージありませんか?
たしかに文学部では学校の先生になるためのカリキュラムが充実しています。
ですが、全員が先生になるということはありません。
たとえ文学部が就職に不利だとしても、青学は学歴が高い方ですので、就職には有利に働きます。
逆に穴場じゃない学部は?
「青学にどうしても受かりたいけど、学力はギリギリ!」
という受験生にオススメできない学部は、
- 経営学部マーケティング学科
- 国際政治経済学部
- 総合文化政策学部総合文化政策学科
- 地球社会共生学部地球社会共生学科
です。
倍率がかなり高いので、ライバルが多いです。
詳しくは以下の表をご覧ください。
全学部日程 | 個別A日程 | 個別B日程 | |
経営学部 -マーケティング学科 | 13.3倍 | 10.7倍 | 20.2倍 |
国際政治学部 -国際コミュニケーション学科 | 9.8倍 | 8.0倍 | 6.0倍 |
総合文化政策学部 | 11.6倍 | 21.0倍 | 10.7倍 |
地球社会強制学部 | 12.5倍 | 14.3倍 | 7.4倍 |
青学専願なら受けてもいいですが、
「MARCHのどこかに受かりたい!」
「青学に滑り込みたい!」
なら倍率の高い人気学部はオススメしません・・・。
青山学院大学の滑り止め、併願校はどこが良いのか?
この記事を読んでいるということは、青学に余裕で受かる学力はまだないのかもしれませんね。
受験は心の余裕も大切ですから、滑り止め校や併願校の準備もしっかりとしておく必要があります。
念には念をいれて「滑り止めの滑り止め」まで用意しておけば完璧です。
私は実際に、滑り止めの滑り止めまで受験してから本命試験に臨みました。
詳しくは別記事にまとめたので、興味がある方は読んでみてください。
まとめ
本記事では青山学院大学にどうしても入りたい受験生に向けて、穴場の学部をご紹介しました。
- 文学部文学科フランス文学
- 人間コミュニティ科学部
のふたつが狙い目です。
倍率が低く、偏差値も高くはないので合格可能性は他学部に比べ高いです!
何はともあれ、受験するには願書が必要ですので、早めの取り寄せをオススメします。
ただ取り寄せるだけでもいいのですが、図書カードがもらえるキャンペーンなどもあるのでチェックしてみてください。
そのため、まずは志望校は早めに決めておくことが大切になります。
「どこがいいか迷ってしまう・・・」
ならばパンフレットを読んで雰囲気をつかんでみてください!