関西の私立大学のトップ、同志社大学。
そんな同志社大学は難関大学と言うこともあり、やはり入るのが難しいです。
そんな同志社大学の中でも入りやすい学部を徹底的に調査しました!
我々がおすすめする穴場学部は社会学部です。
社会学部と言っても、学科によって難易度がだいぶ違うので、詳しく解説していきます。
一般的な同志社大学の穴場学部
一般的に同志社大学の穴場学部と言えば、、
- 神学部
- 文化情報学部
- 文学部
- 社会学部
- 理工学部
といわれています。
これ、単純に偏差値の相対的な低さや、倍率の低さなどで判断しているんです。
たしかにこれらの学部は偏差値や倍率が低いので、狙い目といえます。
しかし、我々はその入りやすさ以上に、
- 入った後の就活での有利さ
- 学生生活での充実度
を加味して判断しました。
狙い目とはいえ、同志社大学は難関私立大学です。
良く出題される範囲や問題形式など、試験傾向はおさえたうえで当日を迎えてください。
その点、同志社大学はとても親切で、入試ガイドで試験のポイントを解説してくれています。
案外読んでない受験生も多いので、周りと差をつけられますよ!
同志社大学なら社会学部が狙い目!学科・入試方式も
社会学部の中でも、社会福祉学科が偏差値・倍率ともに低くおすすめです。
社会学部の基本情報をここで載せておきます。
同志社大学社会学部の基本情報
2005年に設置された比較的新しい学部です。
学部全体の偏差値は55~62.5。倍率は、5.0です。
学科は
- 社会学科
- 社会福祉学科
- メディア学科
- 産業関係学科
- 教育文化学科
の5つから構成されています。
学科 | 定員/倍率 |
---|---|
社会 | 90人/5.0 |
社会福祉 | 98人/5.3 |
メディア | 88人/5.5 |
産業関係 | 87人/7.1 |
教育文化 | 79人/4.8 |
社会学科では、人間行動との関わりから、社会とその変化について実証的な調査関係について理論化し理解、解明します。研究領域は多岐にわたります。
社会福祉学科では、総合大学の利点を生かした多角的教育により、福祉という多様性のある学問を勉強します。
”オールマイティな福祉のプロ”の教育を目指した教育プログラムを掲げています。
メディア学科では、国際的視野と情報処理能力を兼ね備えた専門職業人を育てています。「メディアとジャーナリズム」「情報と社会」「コミュニケーションと文化」の3領域が有機的に結びつくように構成されたカリキュラムとなっています。
産業関係学科では、産業状況を把握し、具体的で実現可能な制作を提案できる能力を身につけることを目標としています。
未来の職業生活を把握し、現在の問題点を解決できるよう意識したカリキュラムになっています。
教育文化学科では、人間形成を巡る広範な問題を文化との関わりにおいて学び、研究します。
「教育」を人間の成長や発達を促す多様な文化現象として捉え、教育の可能性と課題を追求します。
なぜ同志社大学なら社会学部が狙い目なのか
なぜ数ある穴場学部の中でも社会学部が最も穴場といえるのでしょうか。
そこには5つ理由があります。
1.偏差値が低い
単純に穴場学部の中でも偏差値が低いです。
社会福祉学科なんかは偏差値が55という年もあり、とても狙い目です。
たった偏差値55で関西私立トップ大学に入れるともなれば効率はいいですよね。
2.キャンパスの立地がいい
同志社大学を受験するに当たって必ず考える要素に入れなければいけないのがキャンパスの場所。
同志社のキャンパスは2つあり、一つは今出川キャンパス。
二つ目は京田辺キャンパスです。
今出川キャンパスは京都のほぼ中心地に位置するので、繁華街にも自転車で行けます。
周りに京大や京都女子大学などの大学が密集しているので街が学生であふれ、活気に満ちあふれています。
たいして京田辺キャンパスは、今出川キャンパスからバスや電車で約1時間かかります。
周りに遊ぶような場所はなく、遊ぶならわざわざ1時間かけて河原町などの繁華街へ出ないといけません。
▼京田辺キャンパスから今出川キャンパスまでの電車経路
これではせっかく同志社大学に入っても楽しいキャンパスライフは送れませんよね。
社会学部はアクセスのよい今出川キャンパスに位置するので、その心配は無用です。
3.人気が下がっている
新設学部なので最近まで人気が上がっていたのですが、どういうわけか2019年になって急に倍率が一気に下がりました。
学部全体で見ても
社会学部 | 倍率 |
---|---|
2018年 | 6.0 |
2019年 | 5.0 |
社会福祉学科に至っては、
社会福祉学科 | 倍率 |
---|---|
2018年 | 7.0 |
2019年 | 5.3 |
と、数値にして1.7も倍率が下がっています。
私立文系が最近人気になってきている中これだけ下がっているのは、かなり狙い目といえるでしょう。
4.学べる学問が現代的
2005年に新設されたということもあって、法学部や経済学部などと違い先進的な学問を学べます。
特に社会福祉学科は、これから日本が高齢化社会になることを見据えてもとても重要になってくる学科だと思います。
「多角的教育でオールマイティな福祉のプロを目指す学科」と言うこともあり、なんとなく大学に入るのではなくて、未来を見据えてちゃんと考えて行動する人こそがこういう学科に似合うなと感じます。
5.就職に強い
これは後ほど書くのですが、社会福祉学科は社会学部に属しますので、とても就職がいいです。
社会学部は実は法学部よりも実質的に偏差値が高い学部としても有名なので、その学部に巻単位は入れてしまうこの学科は、まさに穴場といえるでしょう。
また、文系において就職で必要な要素の中の大事な一つが”コミュニケーション能力”。
社会学部は同志社大学の中でもキラキラしている学部なので、コミュニケーション能力も磨かれるでしょう。
逆に同志社大学で難しい学部はどこ?
穴場学部を紹介していきましたが、逆に同志社大学の中でも入りにくい、効率の悪い学部はどこなのでしょうか。
1.法学部
文系学部で早速思いつく難関学部と言えば、法学部。
しかし、やはり法学部は難しいですが、実は最難関というわけではないのです。
法学部の上位層は京都大学や大阪大学との併願で受けている人が多く、入学時には抜けてしまう人がほとんどなのです。
つまり、入るのは難しいし偏差値は高く設定されているけど、入ってみたら実は周りの人たちはあまり賢くなかったという、まさに効率の悪い学部といえます。
では、本当の難関学部はどこなのでしょうか。
2.社会学部社会学科・メディア学科
先ほども述べましたが、実は社会学部が一番偏差値が高く、入りにくい学部なのです。
これは注意してほしいところです。学部としてはとても偏差値が高い学部なのですね。
穴場学科として紹介したのは社会学部の社会福祉学科です。
偏差値の高い学部の中に唯一偏差値の低い学部が存在しています。まさにこれこそが穴場学部といえるでしょう。
また、法学部とは違い、難しくはあるも、効率が悪いというわけではなく、入った後は楽しキャンパスがおくれることは間違いなしです。
理系で穴場と言われる理工学部は?
理系で穴場と言われる理工学部。
私はおすすめしません。
理由は2つあります。
1.キャンパスが京田辺キャンパス
これは先ほども述べたのですが、キャンパスが繁華街から1時間ほど離れた京田辺キャンパスになってしまいます。
今出川キャンパスの場合電車も使わずに遊びに行けるのに、京田辺キャンパスに通うとなると遊びに行くのも一苦労してしまいます。
私の友達も、京田辺キャンパスに通いながら1時間ほど離れた河原町付近に一人暮らしするなど工夫している人はたくさんいます。
しかしならば最初から今出川キャンパスに通いたいですよね。
2.学費がかかる
私立理系にとってはどこもそうなのですが、やはり学費が莫大にかかってしまいます。
文系学部と比較してみると
学部 | 4年間にかかる学費 |
---|---|
社会学部 | 4,118,000円 |
理工学部 | 6,373,000円 |
このように、圧倒的に差が出てしまいます。
これはどの大学においても変わらないことなのですが、理系においてテキトーに大学・学部を選ぶのは、文系よりも命取りになります。
まとめ
関西の私立トップ大学にもやはり穴場学部はあるのですね!
今回は入りやすさだけではなく、入った後の学生生活や就職のしやすさなども加味して独自の視点からまとめてみました。
とはいえ同志社大学は難関私立大学です。
試験当日まで時間はありますから、どんどん勉強してください。
ただ、当てずっぽうに勉強するのではなく、同志社大学の出題傾向や問題形式に合った勉強をした方が合格に近づきますよ。