『2020年東京オリンピック』男子400mリレー日本代表争いは大混戦!メンバー候補を予想!

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いよいよ、2020東京オリンピックの年になりました!!

チケットの当落発表もありましたが、メダルの期待もかかる男子4×100mリレー決勝のチケットはなんと13万円もするそうです。

陸上競技で大きな盛り上がりを見せるリレー種目ですが、過去1番に選手層が厚いと言われる男子短距離で誰がリレーメンバーに選出されるのか勝手に予想してみました!

男子リレーメンバーの有力選手候補は?

下記の11人はドーハ世界選手権リレー候補で、東京オリンピックもこのメンバーから選出されると予想します。

  • サニブラウン・アブデル・ハキーム
  • 桐生祥秀
  • 小池祐貴
  • 山縣亮太
  • 飯塚翔太
  • 多田修平
  • 白石黄良々
  • ケンブリッジ飛鳥
  • 坂井隆一郎
  • 川上拓也
  • 橋元晃志

今シーズン9秒97をたたき出したサニブラン選手はもちろん、9秒台の実力を持つ桐生選手や小池選手はリレーメンバーとしてもっとも有力な候補であるといえますね!

リレーでオリンピック出場経験がありメダリストである飯塚は現在28歳、山縣は27歳で年齢とベテランの維持でリレーにかける気持ちは人一倍強いと思います。

【2019年】リレー出場メンバー大会と記録

2019年度に日本代表としてリレー競技に出場したメンバーや大会、記録についてまとめてみました。

5月初戦世界リレー

2019年5月、日本チームとして行われた初のリレーは多田・山縣・小池・桐生という初めてのメンバーで行われました。

同メンバーで、世界リレーとセイコーゴールデングランプリの2大会に出場しました。

(引用https://www.jaaf.or.jp/gallery/article/12740/)

日付 大会 記録 メンバー
5/11 世界リレー 失格 多田・山縣・小池・桐生
5/19 GGP(大阪) 38.00 多田・山縣・小池・桐生

※GGP(大阪):ゴールデングランプリ大阪

世界リレーでは、リオで銀メダル獲得に貢献したケンブリッジが怪我で欠場と言うこともあり新メンバーでの出場でした。

レースは3走から4走の間でテイクオーバーゾーンがあり、残念ながら失格で記録にはなりませんがタイムは38秒59で、バトンがもたつくまでは確実に日本が独走状態で記録も期待できるような走りでした。

1週間後に行われたセイコーゴールデングランプリは、同じメンバーで臨み先週のバトンミスを修正し、今季世界最高記録の38秒00でした。

GGPの38秒00をリオ五輪と比較すると??

銀メダルを獲得したリオデジャネイロ五輪銀では37秒60の日本新記録でした。

今回、GGPの記録は38秒00です。

単純にタイムで比較すると、今回は0.4秒下回るタイムです。

しかし、メンバー4人の持ちタイムとそこから得られる利得タイムを計算すると以下の記録になります。

大会 持ちタイム 利得タイム
リオ五輪 40.38 2.78
SGG 40.28 2.28

リオ五輪の4人の持ちタイムは40秒38であり、利得タイムは2秒78でした。

SGGの段階での4人の持ちタイムは40秒28利得タイムは2秒28でした。

この時点で今シーズンの4人の持ちタイムは、リオ五輪よりも0秒1も上回っています。

利得タイムは、0秒5下回るタイムとなっています。

しかし、SGGでは、始めてのメンバーで挑んだ前回大会の世界リレーでバトンミスで失格したことを踏まえて、確実にバトンを繋ぐために安全バトンで挑んでいる可能性もあります。

日本ができる最大の利得タイムをリオ五輪の2秒78とすると0.4秒縮めることは今後の練習で十分可能なタイムになります。

さらに、4人の持ちタイムがリオ五輪よりも0秒1も上回っている点を考えるとさらなる記録更新に期待できます!

7月ダイヤモンドリーグ(多田・小池・桐生・白石)

7月にロンドンで行われたダイヤモンドリーグでは、多田・小池・桐生・白石で出場しました。

(引用:https://twitter.com/EKIDEN_News/status/1152924433583157248/photo/1)

日付 大会 記録 メンバー
7/21 DL(ロンドン) 37.78 多田・小池・桐生・白石

走順は異なりますが、5月での出場メンバーの山縣選手の代わりに白石選手がリレーデビューとなりました。

結果は、イギリス(37秒60)に続く2位の37秒78でした。

元々は、サニブラウン選手を起用する予定でしたが怪我の影響により出場ならずでした。

10月世界陸上

10月にドーハで開催された世界陸上では、予選と決勝でメンバーを変更しました。

日付 大会 記録 メンバー
10/4 世界陸上予選 37.78 小池・白石・桐生・サニブラウン
10/5 世界陸上決勝 37.43 多田・白石・桐生・サニブラウン

そして、サニブラウン選手がリレー日本代表デビューの初戦となりました。

小池選手は、予選や100mの調子を見て決勝では多田選手と交代になりました。

決勝では、37秒43の日本記録更新・アジア記録更新で3位という記録となりました。

控えの選手でも、日本記録を更新する走りは日本の選手層の厚さを実感します。

2019年4×100mリレー世界ランキング(2020年2月13日時点)

2020年度になり昨年の4×100mRの世界ランキングを振り返ると以下の順位になります。

順位 記録 チーム
1 37.10 アメリカ
2 37.36 イギリス
3 37.43 日本
4 37.65 南アフリカ
5 37.72 ブラジル
6 37.79 中国
7 37.88 フランス
8 37.91 オランダ
8 37.91 カナダ

上位から同着の8位までを含めた全9チームの記録が、2019年10月4日に開催されたドーハで出した記録になっています。

その点から振り返ると、ドーハ大会が2020年のオリンピックでの基準となると考えられるかもしれません。

日本は、現在3位です。メンバーは若手選手での構成だったので東京オリンピックに向けメンバー層は、厚いといえそうです。

2019年リレー世界ランキング(2019年7月1日時点)

下が2019年7月1日までの400mRの世界ランキングになっています。

順位 記録 チーム
1 37.97 フロリダ大学
2 38.00 日本
3 38.05 ブラジル
4 38.07 アメリカ
5 38.08 フロリダ州立大学
6 38.11 イギリス
7 38.16 中国
8 38.29 イタリア

2019年の世界ランキング1位は、フロリダ大学の学生チームが出した記録です。

そして!驚くことにこのフロリダ大学のリレーメンバーの一人がサニブラウンで第2走者を務めました!!

これによって、5月に出した日本の38秒00は抜かれましたが世界の国ごとに見ると日本の記録は変わらず1位です。

まさかの大学生チームが現在ランキング1のタイムを持っていますが、そのメンバーの1人が日本人であるサニブラウンであり、サニブラウンはまだリレーで日本代表として走ったことがありません。

サニブラウンが日本代表メンバーに加わることで戦力が強化することは間違いなしですね!

過去のオリンピックのリレーメンバーや記録は?

2012年ロンドン五輪

引用:https://number.bunshun.jp/articles/-/259350?page=1

メンバー 山縣・江里口・高平・飯塚

記録 4位 38秒35

2016年リオ五輪

メンバー 山縣・飯塚・桐生・ケンブリッジ

記録2位 37秒60 銀メダル

アジア記録、日本記録を更新しました!

2020年各走順の配置で考えられる選手は?

第1走者

  • 第1走者予想:山縣選手、多田選手

第1走者は、スタートを担う区間でレースの流れを決める重要な役目を担います。

山縣選手は、これまでのレースを見ると世界でトップレベルのスタート技術を持ち2012年、2016年のオリンピックでは、2大会とも1走を経験しているベテランの選手です。リオ五輪の100mのリアクションタイムは0.109秒と全選手の中で最速!スタートが非常に安定しています。2019年は怪我や体調不良が続いていましたが、今季は完全復活を期待したいです!!

多田選手は、2019年はリレー日本代表として4本1走務めています。なんといっても、リレーのスタートはずば抜けています。2020年2月に行われた世界陸連室内ツアー・グラスゴー大会の60mでは5位の6秒71(予選では6秒64)を記録するショートスプリンターです。2019年のリレーでの安定した走りから十分に選出はありそうです。

第2走者

  • 第2走者予想:小池選手、白石選手、桐生選手

第2走者は、リレーにおいて各チームのエースが集う区間とされています。

3選手の調子によって、予選・準決勝で変更する可能性もあるのではないかと思います。東京オリンピックでは、それぞれの選手が個人の100mや200mで活躍するレベルにあります。その、準決勝への進出具合にもよるのではないかと思います。

1走に多田選手が起用された場合、共に練習をする白石選手が起用される可能性が高いのではないかと思います。

桐生選手は、日本人で初めて100m9秒台で走り、普段のレースも10秒0台で走る安定した選手です。オリンピック経験もあり、今季も全試合でメンバー入りしている実力選手です。

小池選手は、5月の世界陸上ではバトンミス、10月の世界陸上では予選のみの出場ですが100mとともに200mを得意とする選手であり、長い距離を走るとされる2走で起用される可能性が十分にあると思います。

第3走者

  • 第3走者予想:桐生選手

第3走者は、カーブから加速しバトンを受け取って直線にかけてバトンを渡すという、バトンを渡す技術とコーナーをうまく走れる選手が務める技術のいる重要な区間です。

3走から4走にかけてのバトンパスでのミスは特に多く、最後の勝敗を決めるうえで1番重要な区間となります。

桐生選手は、走力もありながらリレーとしても3走としても経験値があります。軸となる部分で、安心したバトンパスをしてくれるのではないかと思います。

第4走者

  • 第4走者:サニブラウン選手

第4走者は、ラストの勝敗を左右する重要な区間です。

サニブラン選手になる可能性が最も高いと思います。サニブラウン選手は海外を拠点に練習しいるため他選手と比べるとバトン練習ができません。日本のバトン技術は、世界1と言われるほどの繊細で細かい調整が行われています。その点を考えると、他の走者のようなバトンは渡さずにバトンをもらって走るだけの4走にサニブラウン選手を起用してくると思います。

また、最後の粘りず良い伸びで日本に新たなメダルの色を届けてくれることを期待したいです!!

第1走者

第1走者は、肝心なスタートを担う区間になります。

これまでのレースを見ると世界でトップレベルのスタート技術を持つ山縣選手の可能性が高いです!2012年、2016年のオリンピックでは、2大会とも1走でした!

また、リオ五輪の100mのリアクションタイムは0.109秒と全選手の中で最速!スタートが非常に安定している選手です。

しかし、今シーズンのリレーを見ると多田選手も1走を務めていています。

スタートから非常に良い走りで実力をみせています。100mのシーズンベストも10秒12と日本人で5番手のタイムで多田が1走を走る可能性も十分にありえると思います。

第2走者

リレーにおいて2走はエース区間と言われています。

可能性として山縣飯塚桐生小池の4人と他の走順に誰をもってくるかによって変わってきます。1走が多田になれば山縣が2走になる可能性もあります。また、日本選手権で4位に入り込んだ飯塚もリレーメンバー入りとして可能性が上がりました。

桐生と小池をどの走順に持ってくるのかがポイントになってきますが、日本選手権の結果を見ると100mでは桐生、200mでは小池の方が速くその点を考えると直線コースである2走を桐生が走る可能性もあります。今シーズンリレーの流れで桐生から小池という可能性もあります。

第3走者

第3走者は、カーブから加速しバトンを受け取ってカーブから直線にかけてバトンを渡すという、バトンを渡す技術とコーナーをうまく走れる選手が務める必要があります。技術のいる重要な区間です。

今シーズンは、小池が3走を務めていましたが1試合目の世界リレーでは3走の部分でバトンを受け取った時のずれが4走に渡すときに修正仕切れずに失格という結果になりました。その点を考えると100mと200mで今シーズン調子の良い桐生になるのではないかと思います。過去の大会では3走を務めることも多くバトン技術もコーナーでの走りも非常に安定しています。

また、4走はサニブランの可能性が1番高いと考えるため代表としてのリレー経験が高い桐生を挟んでくると思います。

第4走者

ラストのアンカーによって勝敗を左右する重要な区間となるのが4です。

4走はサニブランになる可能性が最も高いと思います。理由としては、サニブラウンは海外を拠点に練習しいるため他選手と比べるとバトン練習ができません。日本のバトン技術は、世界1と言われるほどの繊細で細かい調7整が行われています。その点を考えると、他の走者のようなバトンは渡さずにバトンをもらって走るだけの4走にサニブラウンを起用してくると思います。

東京オリンピックの日本リレーメンバーと走順を予想してみた!

誰がどの走順になるかを予想した上で最終的にどの組み合わせになるのか予想してみました。

 

第1走者
山縣亮太
第2走者
白石黄良々

第3走者
桐生祥秀

第4走者
サニブラウン

(引用:https://www.jaaf.or.jp/gallery/article/13201/)

補欠として、1走の可能性が高い多田選手と小池選手が入ると思います。

第1走者
山縣亮太
 
第2走者
小池祐貴

第3走者
桐生祥秀

第4走者
サニブラウン

(引用:https://www.jaaf.or.jp/gallery/article/13201/)

補欠として、1走の可能性が高い多田とリレー経験も多くベテランである飯塚が入ると思います。

まとめ

2019年は山縣選手の肺気胸や飯塚選手の怪我で今までベテランとなる選手が欠場となる試合が続きました。新メンバーが大会ごとにどの走順で走るのか楽しみでしたね!

2019年の段階では、飯塚選手もメンバー入りするのではないかと思いましたがマイルリレーでの代表入りが濃厚なのではないかと思います。

アメリカの選手層が厚く、それぞれの記録で勝つことは出来ませんが日本のバトン技術と、相手のミスを運にし新たなメダルを目指してほしいと思います!!

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